私、小狐じゃないですよ。
耳が大きくて尻尾がフサフサなのでちょっと似てるけど。
今日はお日様があまり出ていなかったので
午前中は工房裏の隅っこでぬる〜い風に吹かれならうとうとしてました。
たまに通りを行く人が気づいて笑顔を向けてくれたら
尻尾だけをパタパタと揺すって遊びに来て、と合図をします。
お昼ご飯を食べに工房に入ったらやっぱり中の方が涼しいので
モルタルの冷たい床で熟睡します。
革に穴を開けるコンコン!という音。
打ち合わせやお客さんと話す声も子守唄のよう。
夕方からは突然の激しい雨、工房前面のガラスや黒竹に
ざざーっと音を立てて降っています。
それでも工房の中は快適で、革の縫いをやってる足元で眠ってしまうのです。
雨のにおいも心地いいワン。