プロフィールーPROFILE
代表取締役 コンセプトメイク・製品デザイン
「考え抜くこと」「自らの手で作ること」は、私にとって必要不可欠な時間です。図面をひき、素材に触れながら試作を繰り返して生まれる形。つくづく天職だなぁと感じるのです。
約12年のグラフィックデザイナー生活を経て1998年にオリジナルプロダクトブランド『KAKURA』を一人で立ち上げる。陶器や竹を使った作品制作を行いつつ、紙製品の開発からスタート。 翌’99年には陶製品を、紙×陶、紙×竹、紙×陶×竹など、異素材をデザインでつなぐプロダクト開発が中心になる。 東京スパイラルマーケットではデスクトップ上の道具(マウスパッドやバインダー、ペンスタンド、マグネットなど)を陶器で作る“CLAY’S DESIGN for desktop”展を開催。2000年へのカウントダウンとしてオリジナル文字=KAKURA文字を作り、和紙や陶器で複数の万年カレンダーを発表する。 ’00年には自立する伝統的な提灯型の照明、空間のしきりとしての竹や和紙を使った簾など、ライフスタイルを提案するインテリア作品の制作もはじめる。 さらに’01年には“革を製品に取り入れて欲しい”という革屋さんの要望を受け、独学で革を使った小物づくりをスタート。そして’03年、ついに地元大阪府高槻市にファクトリー&ショップ『KAKURA』をオープンする。 翌年“LEATHER+CLAY’S DESIGN for valentine”展で革の作品を多数発表、そこからmini6穴システム手帳など複数の革製品が生まれることになる。 ’13年より古民家を使ったKAKURA第二工房を開設し、レザークッション、革のれんなど本格的にインテリア製品の開発と製造が始まる。また、“紐巻きA5システム手帳とレザーリフィル”が『大阪製ブランド』の認証を受け、紙製品とペーパーウェイトなどの陶製品も併せて、やはり文具メーカーとしての印象がより濃くなる。 ジャンルに縛られず、つねに「人の心に働きかけるもの」を意識したプロダクト開発を続けている。
清水 美和
革製品製造 品質管理
ものづくりが大好きで「革」という生きた素材と格闘しながら、日々楽しんで製造しています。
西岡 加奈
革製品製造 販売
ひとつひとつ表情の違う革の魅力を楽しんでいただけるよう、心を込めて製作しています。
竹遥(チクヨウ)
工房犬
2018年3月10日生まれ メス 6月16日KAKURA入社
特技は革作業の音と人の声を子守唄によく寝ること。ゆったりとした性格。